
まぁ、その後に発表されたISM製造業景況指数が予想より良かったってことがあるにしても・・・
本当にこの雇用統計の時って、その発表数字に素直に動いて、何度か痛い目


だいたい、前回の発表を1.8万から8.2万に修正って、「どんな集計の仕方してるの?」って言いたくなります

さて、そんなことは置いといて、我が尊敬する大前研一大先生が、面白い見解があることを言われてるので、ご紹介しま〜す。
それは、今回の世界同時株安の原因が、サブプライムローン問題ではなく、デリバティブ取引(ソシエテジェネラルの不正取引)に端を発してるんではないかと。
ちょっと時系列をみてみると、
1月18日:ソシエテ・ジェネラル銀行内のリスク管理部門が
株価指数先物に関連した不正な取引を発見
1月19日:ジェローム・ケルビエン氏が不正取引を行っていた
ことを認める。15億ユーロの損失が判明。
ソシエテは仏中銀へ事態を報告。
1月21日:ソシエテが株式の持ち高を解消するために
株の売却を開始。アジア・欧州株全面安。米は休場。
1月22日:日本時間夜 FRB、0.75%の緊急利下げを実施。
1月23日:仏中銀、FRBに事態を報告
こうやって見ると、確かにあの大暴落した21日22日って、ソシエテ・ジェネラルが売却したせいって気がしますよね。
でも、ベースにサブプライム問題があったから、売りが売りを呼ぶ現象に一段と拍車がかかったんじゃないかって、私は思ったりします。
さて、来週はどんな展開になるんでしょうね。
SQもあるので、またそれに向けての戦いで、面白くなりそう・・・
