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“徳政令”によって赤字国債が紙くずに

今や日本は、年金の隠れ債務を加えると約1500兆円と、とんでもない赤字国家であることはご存知だと思いますが、それを解消するために、政府はとんでもないことを考えているってこと、浅井隆さんの本などでも言われてきましたが・・・

私がもっとも尊敬している大前研一さんが、THE21の6月号『大前研一のマネーセンスの磨き方』で、もっと恐いこと言われてます。

一部記事を抜粋して、ご紹介いたします。

 現在、日本政府の借金は、
 国債と借入金の債務残高を合わせると約800兆円。

 これはGDPの160%に相当する。

 これだけでもOECDのなかでは最悪の財務状況であるが、
 さらに、年金の隠れ債務を加えると約1500兆円と、
 とんでもない赤字国家なのである。

 借金はどこかで返さなければならない。

 ところが、税金で返済しようにも、
 少子化で就業人口が毎年40万人ずつ減っている状態では、
 税収増は期待できないどころか不可能だ。

 もちろん、新しい産業を興し、
 スペインやフランスがやったように移民をどんどん入れ、
 経済のパイを大きくしていくような政策を今後
 政府がとっていくなら話は別だが、いまのところはその気配すらない。

 道路工事には8兆円だ、10兆円だと予算を投入するが、
 ベンチャー企業を育てるための投資は年間1000億円にも
 満たないという発想の人々が国政を担っているのだから、
 国の財政状態が劇的に改善するのは望み薄だ。


 となると考えられるのは、奇しくも国の借金と同額の、約1500兆円ある
 国民の金融資産に手を突っ込んで帳尻合わせをするという、
 資産をもっている国民にとっては最悪の方法である。

 じつは、2004年に新札が発行された際、
 政府はこれをやろうとしていた節がある。

 旧札を新札と交換するとき、
 新札のほうが旧札より2割強いということにしようとしていたのだ。

 そうすると、旧1万円札は新1千円札8枚と等価となるから、
 20%分、つまり1500兆円のうちの300兆円が、
 黙っていても政府の懐に転がり込んでくる計算になる。

 ところが、前回はこれをATMで行おうとしたものだから、
 メーカーの技術者から外部に情報が漏れて騒ぎになったので
 実行できなくなってしまった。

 議員のなかにはこれを「ここだけの話だけど・・・」と
 地元の有力者たちに漏らしてしまった人もいた。

 この一件で、新円切り替えを秘密裏に行うのは難しいと
 財務省も学んだろうから、次に仕掛けてくるとしたら
 国債のデフォルト(債務不履行)だろう。

 国債というのは、国が国民から借りたお金に
 2%程度の利子をつけて返すという約束手形。

 その手形を“徳政令”を出して反故にしてしまおうというのだ。

 国がこれをやってくる確率はかなり高いと、僕は踏んでいる。


 気をつけなければいけないのは、このとき被害を受けるのは、
 直接国債を買っている人だけではないということだ。

 現在国債を買っているのは誰か。

 そう、民間の銀行と生命保険会社、
 それに旧日本郵政公社のかんぽ生命とゆうちょ銀行だ。

 これらの金融機関の保有する国債が減免すれば、
 その購入原資でもある顧客の預金も一蓮托生なのは、
 火を見るより明らかではないか。

 それがいつ、どのような形で実施されるのかは、
 時の役人の考え方しだいだが、戦時中に発行された国債が、
 戦後のインフレの最中に紙くずとなってしまったようなことが
 再び起こる可能性は、かなり高いと思っておいたほうがいい。

 もちろんドルと一致した通貨とするために
 デノミ(1ドル=1円)という離れ業をやる際に紛れて
 20%くらい借金を減らす方法もある。

 少なくとも、日本政府はいつだって国民の味方だという
 幻想は捨てるべきだ。

 要するに、将棋でいえばこの国の財政はもう詰んでいるのだから、
 そんな国には頼らないと覚悟を決める。


資産の一部を、暴落してるベトナム株景気のいいロシア株・ドバイ株など新興国の株やファンド、はたまたトルコリラFXで分散投資しておきましょうるんるん

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