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サブプライムローン 3

サブプライムローンがまた脚光を浴び、株も為替もオプションも大荒れバッド(下向き矢印)です。
NIKKEI BUSINESSの深刻化の様相、サブプライム問題の続きです。


深刻化の様相、サブプライム問題 1
深刻化の様相 サブプライム問題 2
を先に読んでねるんるん

 S&Pは、「最悪ケースとして、カリフォルニアなど東西両岸州の住宅価格が30%下落し、その他内陸州の価格が10%下落した場合を想定したストレステストの結果、AAA格の証券には深刻な影響は生じないと判断された」としている。これは、かなり心強い安心材料ではある。

 もっとも、今後カリフォルニアの住宅価格が10%、20%と下落し、返済リセットに伴うサブプライムローンの返済遅延率の上昇が続けば、AAA格の格下げリスクもまた徐々に高まってくることになるだけに、楽観はできない。

 実際、個人的には、カリフォルニア州ではピーク比で約3割弱の価格下落リスクを抱えており、全米レベルでも1割弱の価格下落リスクがあると考えている。これはS&Pが最悪ケースとして想定した規模に近い。既にカリフォルニア州の住宅価格は下落に転じているが、直近2007年第1四半期時点でも25%近く割高となっており、今後の調整余地はなお大きい。

 価格調整が緩やかに進み、返済リセットの問題を何とか乗り切ることができれば、2008年後半には、問題はおおむね収束に向かうことになるだろう。しかし今後価格の急落が進む場合は、返済リセット問題とともに予想以上に事態が悪化する可能性もある。個人的には前者の展開を予想してはいるが、現段階ではあまり楽観的な見方に固執するのは危険だと感じている。

(終わり)
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