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金融恐慌はいつ終わる?

オバマさんが大統領に決まった日、いきなりダウの洗礼で始まり、昨日も下りました。

今夜は雇用統計の発表で、先日のADPの数値からすると、これまた悪い数字が出てきて、下落って感じがします。

先週、底入れムードが漂ってましたが、あれは単なる一時的な自立反発だけだったのでしょうか?

あなたも気になるところですよね。

私の尊敬する大前研一さんのコメントを見つけたので、ご紹介したいと思います。

今後の投資の参考にして下さいねるんるん

(ここから)

現在の金融危機が解決するまでにどれくらいのスパンが必要なのだろうか。

それを考える前に、まず現在の金融危機はフェーズ1である「流動性危機」の状況にあるということを認識しておいていただきたい。

これからフェーズ2「不良債権問題」、フェーズ3「貸し渋りによる企業の倒産」と進んでいくわけだ。

ところが、現在の各国中央銀行の対応がまずいために、フェーズ3(倒産、失業、不景気の継続)にいきなり突入していく可能性がある。

フェーズ2の段階、つまりアセット(資産)をワークアウト(売却処理)するときには、資産の適正化をしなくてはいけない。

そうなるとその損金処理で債務超過に陥り金融機関が倒産してしまう可能性がある。

日本で言えば、「北海道拓殖銀行スタイル」がいま同時に起こるという事態が訪れる。

要するに中央銀行が初期動作を誤ったために、本来は順番に訪れるはずのフェーズ1、2、3が同時に起ころうとしているのだ。

いまはわたしにもちょっと想像がつかない領域に向かいつつある。

この後はどうなるか。

事業会社が倒産するとなると、失業率も2桁に達するだろう。

特にGMやフォードは対前年比で売り上げが30%近く減っており、存亡の危機に瀕している。

彼らの倒産が現実になれば収拾のつかない状況がしばらくは続くだろう。

また、金融機関の資産処理も時間がかかる。特にファニーメイやフレディマックが持っている500兆円にも上る資産の減量には5年はかかるだろう。

そんな一気には売れるはずはないのだから。

その後にはフェーズ2の大物、シティバンクが控えている。

シティバンクのビクラム・パンディット会長はレベル3アセット(流動性が乏しく、評価が難しい資産)を含む40兆円の資産売却を言い続けて
いるが、ワークアウト(減量)するとしたら3年、4年はかかるはずだ。

仮にその後シティバンクが倒産する、あるいは非常に危機的状況になれば、20兆円ぐらいは資金調達しないといけないことになるだろう。

シティバンクが立ち直るまでどれくらいかかるのだろうか。

今回の騒動でシティバンクは国営化される可能性が高い。

次の段階は国営化されたものを民営化することになる。

その間はシティバンクは拡大志向に移れない。

前回シティバンクが中南米危機で困難に見舞われたときにはサウジの資本が入ってきて比較的短期間でV字回復した。

その本尊サウジアラビアのアルワリード王子が大もうけしたことが、皆の記憶にあるので、今回のサブプライム危機の初期にはサウジアラビアやクウェート、シンガポール、中国などが米銀の救済に喜々として入ってきた。

しかしその後、事情が分かり始めると急に腰が引けて、今では湾岸諸国は(そしてシンガポールや中国も)沈黙している。

今回の米銀および米国の危機は、最低5年、長ければ10年――。

立ち直るまでその程度の時間は見ておくべきだろう。

(ここまで)

はてさて・・・もうやだ〜(悲しい顔)

でも、ピンチはチャンス!とも言います。

しっかり嗅覚を働かせておきましょう。わーい(嬉しい顔)

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